宝石鑑定士が伝授!大きなダイヤモンドの婚約指輪を抑えた価格で依頼する10の裏ワザ

 
 宝石鑑定士が伝授!大きなダイヤモンドの婚約指輪を抑えた価格で依頼する10の裏ワザ

 
 
 
 
婚約指輪の購入を考えている男性にとって、その価格は重要なところになります。
 
そして、婚約指輪の価格に最も影響を与えるのがダイヤモンドの品質とその大きさです。
 
多くの男性は、やはり抑えた予算でなるべく大きなダイヤモンドの婚約指輪を贈りたいと考えます。
 
 
ただ、当然ダイヤモンドの大きくなるほど高くなるので、価格を抑えつつ大きなダイヤモンドの婚約指輪はないものか、そう考えたことはありませんか。
 
 
このプログでは、宝石の権威、米国宝石学協会・GIAの宝石鑑定士であり、25年以上に渡ってダイヤモンドのバイヤーを続けてきた、ヨーアンドマーレのダイヤ担当者が執筆しています。
 
 
 

_____________________

GIA・米国宝石学協会 宝石鑑定ディプロマ
 __________________
 GIA・米国宝石学協会  宝石鑑定ディプロマ
 
 
 

ここでは、予算をキープしたままで、いかにすれば大きなダイヤモンドが購入できるか、また大きく見せる為のデザインを提案しています。
 
 
 
是非ダイヤモンドの購入に当たっての参考にしてみて下さい。
 
 

 


 1.カットグレードの良いダイヤを選ぶ

 カットグレードの良いダイヤを選ぶ

 
 
ダイヤモンドは、そのカットの品質レベルによって、入射した光の反射量が決まります。
 
つまり、カットが良いほど、ダイヤモンドはより多くの光を反射するので、大きく見えます。
 
 
適切な角度とファセット( カット面 )を備えてカットされたダイヤモンドは、美しく鮮やかであるだけでなく、大きく見えるのです。
 

では、ダイヤモンドか高品質にカットされているかどうかをどうやって見分ければよいのでしょうか。
 
ラウンドダイヤモンドの場合、宝石鑑定所が発行するカットグレードから、良いカットかどうかを検討する事ができます。
 
 
ラウンドブリリアント以外のダイヤモンドににはカットグレードがないため、宝石店の石鑑定士などの意見を求めてはいかがでしょうか。
 
 
 
 

 

 2.ラウンドブリリアントカットを選ぶ

ラウンドブリリアントカットを選ぶ

ダイヤモンドの大きさの基準では『カラット』という単位を使います。
 
ダイヤモンドを店頭で見た時に、
『 こちらのダイヤモンドは1カラットございます!』と言われる、あれです。
 
このカラットと言う単位は、ダイヤモンドの『大きさ』ではなく、重量つまり『重さ』の単位になります。
 
1カラットは0.2g で、0.5カラットは0.1gになります。
 
 
つまり同じ重さのダイヤモンドを横から見た場合、大きく見えるダイヤモンドは直径が大きくなり厚みがなく、小さく見えるダイヤモンドの直径は小さく厚みがあります。
 
 
 
カットグレードの良いダイヤを選ぶ
 
 
 
最も大きく見えるカットは、丸い ラウンドブリリアントカットです。
 
円形のカットは、その他のカットに比べて厚みが少なく、深くないので、重量の多くはその直接の大きさに反映されるからです。
 
 
 

 


 3.長方形のダイヤモンドを選ぶ

長方形のダイヤモンドを選ぶ

 

長方形は石を大きく見せます。

細長いカットダイヤは、薬指に多くのスペースを占めるため、大きく見える傾向にあります。
 
また、丸いラウンドブリリアントカットに比べて、四角いカットねダイヤモンドは価格が安く、同じカラット数であれば、大きさなものが抑えた値段で購入出来ます。
 
 
同様に、マーキスカットやプリンセスカットなども、実際のカラット重量よりも大きく見えると共に、抑えた金額で購入できます。
 

 

マーキースカットマーキースカット

 

 

プリンセスカット

プリンセスカット

 

 

 

 4.クッションカットダイヤは避ける

クッションカットダイヤは避ける 

 

クッションカットのダイヤモンドは、他のカトに比べて厚みがあり、カラットの重さのくは、表面より下にとられている為、表面積は小さくなります。
 
 
したがって、カラットサイズと比較して、小さく見えるダイヤモンドと言う事ができます。
 
 
 
 クッションカット
 
 
 

【ダイヤモンドの形•9種類】を一挙紹介!宝石鑑定士がその特徴を徹底解説 > 

【ダイヤモンドの形•9種類】を一挙紹介!宝石鑑定士がその特徴を徹底解説 >

 

 

 

 

5.細い爪でダイヤモンドを留める

 

 
 
センターストーンの外観を最大化する賢い方法の1つは、他のものの外観を小さくすることです。
 
最も効果的なデザインとして、ダイヤモンドをリングに留めている『 爪 』をより目立たないものでオーダーしてみて下さい。
 
爪を目立たなくする為には、ダイヤモンドにかかる爪を小さくすると共に、その爪の数も少ないデザインにすると良いのではないでしょうか。
 
 
そうすれば、ダイヤモンドを覆う爪の面積をさくして、ダイヤモンドをより多く見せるとができます。
 

 

 

 

 

6.より少ない爪のデザインを選ぶ

 
 
スリムな爪を選択することに加えて、爪の数が少ないデザインのリングをオーダーしてみて下さい。
 
たとえば、ラウンドカットのダイヤモンドは常、4つ、5つ、または6つの爪どめでセットされます。
 
 
ダイヤモンドのサイズを大きく見せる為には、なるべく爪が少ないデザインを考えてみてください。
 
 
 

6本爪のデザイン

 

  

4本爪のデザイン

 

 

 

 

 7.白く明るい色のプラチナリングを選ぶ

 

白く明るい色のプラチナリングを選ぶ
 
 
 
プラチナのピュアホワイトは、ダイヤモンドの輝きを反映して、最大の輝きを放つ鏡とります。
 
この鏡の効果を利用する インテリアデザイーが、小さな部屋に鏡を壁に設置して、部屋を大きく見せる効果と同じ原理で、プラチナを使ってダイヤモンドを大きく見せて下さい。
 
 
 
 

 

 8.ダイヤモンドの色と透明度を抑える

 
 
大きなサイズのダイヤモンドを希望するなら、その透明度と色の品質評価を抑えて、大きなカラットを選んでください。
 
予算を何に使うかという考え方ですが、他の品質を抑えて、ダイヤの大きさに予算を最大限に使いたいと担当者に伝えてみましょう。
 
 
 
 

 

 

 

9.センターに向かって細くなるアームを選ぶ

センターに向かって細くなるアームを選ぶ
婚約指輪を選ぶ場合に、リングのアームが細いものを選ぶと、センターのダイヤモンドは大きく見えます。
 
また、中央に近づくにつれて先細になるリングのタイプをピンチシャンクと言いますが、これはセンターストーンを強調します。
 
 

 

 

10.婚約指輪を定期的にクリーニングする

 

ダイヤモンドの婚約指輪を指に着けていると、どうしてもその表面に脂やダストが付着して、その表面に幕がはる状態になります。
 
そうなると、ダイヤモンドの光の反射が弱くなり、小さく見えてしまいます。
 
 
それを石鹸水とブラシで洗浄するだけで、ダイヤモンドの輝きは戻ってきます。
 
定期的なリングのクリーニングをしっかりと行って見て下さい。
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
予算の中で少しでも大きなダイヤモンドを希望する場合には、指輪のデザインが適切かどうかがポイントです。
 
ダイヤモンドの大きさについて質問がある場合には、私達に一度相談してみて下さい。
 
 
 
お待ちしております。
 
 
 
 
 
関連記事
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
 
 
 
 【プロの海外バイヤーが伝授】婚約指輪のダイヤを安く買う裏ワザ4つ >