タイプ 2のダイヤモンドを知っていますか?
普通のダイヤの何倍も輝く、驚愕の美しさを
持つ特別のダイヤモンド、それがタイプ 2 ダ
イヤモンドです。
ダイヤモンドは炭素単体で出来ており、その
炭素原子中に含まれる不純物によって科学的
に分類すると、大きく2つのタイプに分かれま
す。
一般的に婚約指輪に使われているダイヤモン
ドは、主に タイプ1です。
全てのダイヤモンドの約95%を占める、この
タイプ1のダイヤモンドには、主な不純物とし
て窒素原子が含まれており、その濃度は0.1%
です。
0.3%までの窒素不純物は、その吸収スペクト
ルにより青色光を吸収することによって、多
くのタイプ1のダイヤモンドは、黄色から茶色
の色合いをしています。

純度100%のタイプ2 ダイヤモンド
ではタイプ2のダイヤモンドとは、
炭素原子内に窒素不純物を全く含まない、言
わば純度100パーセントのダイヤです。
それはまた無色透明にて、一般的なタイプ1の
ダイヤモンドの何倍もの透明度を持っていま
す。
一般的なダイヤモンドのカラー評価は、最上
ののものを Dカラーとし、E〜H・・に従って
黄色が増してきます。
ただタイプ2の透明度は通常のDカラー以上
で、スーパーDまたはCカラー( 正式な鑑定用
語ではない )と言われています。
また見つかったダイヤの結晶はサイズが大き
く、不規則な形状になる傾向があります。
世界のすべての宝石用ダイヤモンドのわずか
1%〜2%のタイプ 2ダイヤモンドで最もよく知
られているものとして、
530.2カラットのカリナンダイヤモンド

105.60カラットのコイヌールダイヤモンド

1109カラットの原石 レセディ ラ ロナ
などが有名です。
いずれも見つかった時の原石は大きく、不規
則な形状になる傾向があります。
更にタイプ2のダイヤモンドを2種類に分けた
時、タイプ2a タイプ2b に分かれます。
タイプ2aのダイヤモンドで無色透明のもの以
外では、オーストラリア、アーガイル鉱山の
ピンクダイヤモンドが有名です。


また、究極の輝きを放つダイヤモンド タイプ2で婚約指輪をオーダーする
これは炭素原子内にホウ素が含まれることに
より、赤、オレンジ、黄色の光を吸収し、青
色のスペクトルが目に入ってくるからです。


これらタイプダイヤモンドに共通して言える
ことは、非常に高額なものが多く、中には億
単位のものも珍しくありません。
文字通りダイヤモンドの中のダイヤモンド、
それがタイプ2だと言えます。
近年その希少性と動かし易い利便性から、富
裕層にとって資産対象、投資対象として注目
され始めています。
いかがでしたでしょいか。
もし将来において資産を考える機会があった
なら、この究極の輝きを放つ、タイプ2ダイヤ
モンドを思い出してみて下さい。
究極のパワーストーンとなるでしょう。
い。